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アメリカ人の彼との、  ニューヨークでの二人三脚  生活模様 


by katespaper
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これから

結婚して変わったことって。。

基本的にあまりない気がする。
ただ、前は別れた方がいいのだろうか?って考えたけど、
今はそのオプションが無くなった。

アメリカでは、アメリカ人たちは結婚の際に財産の分け前等に
関して、弁護士を立てて一筆、なんてのが珍しくなくなってきた
という今日この頃。離婚の恐れや不安、可能性を感じるのに
どうして結婚するのだろうか。。。

とはいえ、私と彼の結婚式の参列者の何人かは離婚経験者。

結婚式が終わってまたいつもの生活に戻り、またまた
彼と絡むことが少なくなってしまった毎日。
寂しいなー。

次の目標は日本移住!

とはいえ、どうして日本に住みたいの?と言われると困ってしまう。
日本に住みたい!って、アメリカに来る前のように感じている
訳ではないけれど、本音を言えば、もうニューヨークに飽きて疲れた
から?が大きな理由。

独身、それとも夫婦2人で子供を作らない結婚生活なら、貯金も
さし当たって必要ないし、2人が働いていれば二十分な収入はある。
でも、家も欲しいし子供も欲しい。子供を育てるのに安心できる
環境も欲しいし、そしてその上に、金銭面でのセキュリティーも欲しい。
日本に彼と住むことは、今の生活で築き上げたものを、また一から
やり直すことになるし、私がエイリアンとして経験し乗り越えた苦難を
彼が経験することになる。でもでも、ニューヨークには魅力を感じない。
もしかしたらしばらくしてからアメリカに帰ってくることになるのかも
しれないけれど、一から始めるパワーがある今、どうしてもやってみたい。

私がもし一人だったら?

日本に帰りたいとは思わないだろう。
一時帰国はしたくても、永住の意向でアメリカを去ることは考えない。
日本という国は、安全だし(そうも言えなくなってきている世界情勢)、
ニューヨークのように、日常が戦いで毎日がストレス、という社会とは
また違う。少なくとも、すべてが平均的であることは、私と
彼にとって大きな魅力だ。
普通だったら、普通の人は、がとりあえず大多数の人に通用する。
その普通の幅が大きいのがアメリカで、ほとんど無いのがニューヨーク
なのだろう。若い頃は、この 普通が無い ことに魅力を
感じたのに。。。

当たり前、という言葉で人とコミュニケーションすることが問題なく
可能な日本という国に対しての魅力を感じるようになった。
年齢なのかなー。

実際、留学していた人が日本の文化に馴染めなくなってしまうという
話は良く聞く話で、私自身、一人で帰国することにおいては日本の
文化に魅力を感じない。アメリカ人の彼と帰るから
帰りたい?のは大きい理由の一つだ。

日本に帰国するたびに感じるのは、10日間前後だから楽しいだけ
であって、それも1ヶ月を過ぎると段々と飽きてくる。
もし私が彼と生活を始めるのだったら、パートナーの考えが
日本人でないため、刺激になるし、付き合う友達や出歩く場所、
その他すべてにおいて新しいスタートになる。
ニューヨークという場所柄、毎日がある意味でストレス。
ニューヨークニューヨークでも描かれているように、ニューヨークで
やっていけるのならどこででもやっていける、というのは本当だと思う。
日本にいた時の悩みやストレスなんて、ニューヨークに来てからの
ものに比べたら悩みの枠に入らない。
ある意味、ニューヨークで当たり前に感じてきたストレスを刺激的に
感じるようになってしまったのかもしれない。
ニューヨークが人を弾きつける街であることにはこの意味も
多く含まれているのだと思う。

昔キャブドライバーと話をしていたとき、ニューヨークは好きか?
と聞かれ、
そうでもない、
と答えると、
カスタマーの多くに、出戻りニューヨーカーが多く、疲れて他州に
越したはいいが、スローな毎日に疲れて戻ってくる人が多いことを
話し始めた。

私達もそうなるのかもしれない。

でも、そうなったらそうなったでいいのだ。
そうなりたくは無いが、私達はやる前に諦める2人ではないし、
彼と一緒だったらなんとか出口を見つけ出して頑張れる自信がある。

精神的な悩みの前に、自分の生活自体が危うくなる可能性の
あるニューヨークでの毎日で培ったものは言葉では言い表せない。

毎日頑張っていて、頑張らないと生活していけない街で
強くなった。でも、単調に頑張らなくてはいけない生活に飽き、
もっと違う意味で頑張りたくなった、なんていうのはいい訳?

彼のラストネームでの新しい私のサイン。

彼とのこれからのスタートだ。
by katespaper | 2005-09-08 23:08 | アメリカ生活