別れの手紙
2005年 06月 27日
I think we should be a part.
って彼に言われたのは付き合い始めて4ヶ月のころだった。
はじめの1.2ヶ月はとっても楽しかったけど、一度
大きな喧嘩をしてから喧嘩が絶えなかった私たち。
とにかく何もかもがうまく行かなくて、お互いが
お互いのことをとても不審に思った。
私が、まだ日本語のレッスンを他の男性にしていた事が
気に入らなかった彼。そんな時にやきもちを焼かせるような
事を言う私。
気が強い私。
ごめんなさい。
私が悪かった。
話があるんだけど。
そんな、今は当たり前の言葉ややり取りを出来なかった私。
自分のプライドがあり、優しい言葉をかけられない。
自分から折れることが出来ない。
自分から歩み寄っていけない。
摩擦が生じたとき、絶対自分を正当化する私。
プライドっていったいなんなのか。
常に勝ち負けがプライドの基準だった気がする。
彼が電話に出なくなった。
1週間が発ち、私は彼のアパートに手紙を持って
出かけた。
彼は家にいない。
留守電を残し、近くのスターバックスで時間を潰して
いたときだった。
彼からの返信。
そのころアッパーウエストに住んでいた彼。
近くの公園で会おうか。
2人ではじめて写真を撮った公園だった。
私はベンチに座った彼を待った。
Hi, という声が聞こえ、彼は私の真横に立っていた。
Hi, と返す私。
2人は次に何を言ったら良いのか分からない。
私は一瞬にして、この人、私と別れるためにここに
来たんだな。 って思った。
Do you want to go somewhere else?
Well, it's okay.
I just wanted to give you a letter.
I know you don't feel seeing me.
What's letter?
It's just a letter I wrote how I feel.
こうなってしまう前にどうしてもっと素直になれなかったのか。
私は続けた。
I think you have something you want to say.
I am ready to hear whatever it is.
悲しいこと、つらいことは終わらせてしまいたかった。
彼は、
It's not too late to tell you after I read your letter.
どうせ別れるつもりでいるのであれば、はっきり
言ってくれればいいのに。もったいぶらないでほしい、
って思った。
私の手紙には、
どんなに私が可愛くない女性だったか。
どんなに私が負けず嫌いで、そのために喧嘩が耐えなかったか。
どんなに私が彼と別れたくないかが書かれていた。
そんな手紙、別れてしまう相手に渡すのも、
別れてしまう相手の手元に過去の恋愛の印として
残るのも嫌だった。別れてしまうのだったら読まれたくない。
29歳。
それまでの私は、男の人から別れを告げられたことも。
告げられそうでどうしよう、と悩んだこともなかった。
負けず嫌いでプライドが高くて、自分が間違っていることが
分かっていてもそれを認めることが許せない。
今考えると、とってもとっても可愛くない女だったのに
どうして元彼達がいたのか、彼達に別れを告げられて
こなかったのか不思議なくらいだ。
運良く、そんな私が可愛いと言ってくれる人と付き合ってきた。
だから、自分に変わる必要性があることさえも気がつかない
まま29歳になっていた。
彼に手紙を渡すのを躊躇する私が、心の中で、
もういいじゃない。そんなに格好ばかりつけなくても。
って自分に問いかけていた。
なにを失いたくない?
自分のプライド(何の意味も無い)を失いたくない?
それとも
彼を失いたくない?
ふと見ると、若いブラックの男の子がオレンジ色の運動着で
グラウンドを走っているのが目に入った。
その時に目に入ってきた光景は今でも忘れない。
私は彼に手紙を渡した。
彼が手紙を読んでいるその5分間はとっても長く感じた。
終わった後、もう一度一枚目に戻って読み直す彼。
長く長く、まるで一時間のように感じた10分間。
もういいじゃない。そんなに格好つけなくても、って
問いかけて、でも。。。って言い返していたもう一人の自分が、
もういいよね。って言っていた。
彼は
Thank you.
と言うと、その後、
I don't know what to say...とつぶやいた。
私のことをとても愛している、でも、その愛はとても不安定で
波が高い。そんな恋愛をKeepUpしていくのは疲れる、という
彼。 ごもっともだ。
If you haven't decided and take some time to
think about what you want to do with me, please
take as much time as you need to figure it out.
男の人にこんなこと言えたのは初めてだった。
彼はまた、
Thank you, とだけつぶやいた。
私は、
私だけが悪いんじゃない、彼もとてもプライドが高いし、物事を
正当化する。彼だって誤るべきだ、なんても思っていた。
私がほしいものは、
もう二度と合わないことになる人からの、
気休めのごめんなさい
でもなく、そのごめんなさいを通して感じられる
優越感 でもない。
彼との幸せな時間がもう一度ほしい。
もう一度やり直したい。
I will let you be alone. と一言、そして私は地下鉄の
駅に向かった。
帰り道、もうこの地下鉄の駅を使うことも無いのかな、って
思ったら涙が出てきた。
すごく彼が好きだった自分に気がついた。
人生を生きていく上で、どんなに頑張っても自分ひとりの
決断で手に入らないものって? 恋愛。
私はアメリカに来て勉強したかった。
絶対無理だと思ったけど、諦めないで頑張って手にすることが
出来た。でも、こればっかりは今は待つしかない。
彼を失いたくない。
もっともっとどうにか出来たのに。
後悔が後から後から浮かんでは消えた。
って彼に言われたのは付き合い始めて4ヶ月のころだった。
はじめの1.2ヶ月はとっても楽しかったけど、一度
大きな喧嘩をしてから喧嘩が絶えなかった私たち。
とにかく何もかもがうまく行かなくて、お互いが
お互いのことをとても不審に思った。
私が、まだ日本語のレッスンを他の男性にしていた事が
気に入らなかった彼。そんな時にやきもちを焼かせるような
事を言う私。
気が強い私。
ごめんなさい。
私が悪かった。
話があるんだけど。
そんな、今は当たり前の言葉ややり取りを出来なかった私。
自分のプライドがあり、優しい言葉をかけられない。
自分から折れることが出来ない。
自分から歩み寄っていけない。
摩擦が生じたとき、絶対自分を正当化する私。
プライドっていったいなんなのか。
常に勝ち負けがプライドの基準だった気がする。
彼が電話に出なくなった。
1週間が発ち、私は彼のアパートに手紙を持って
出かけた。
彼は家にいない。
留守電を残し、近くのスターバックスで時間を潰して
いたときだった。
彼からの返信。
そのころアッパーウエストに住んでいた彼。
近くの公園で会おうか。
2人ではじめて写真を撮った公園だった。
私はベンチに座った彼を待った。
Hi, という声が聞こえ、彼は私の真横に立っていた。
Hi, と返す私。
2人は次に何を言ったら良いのか分からない。
私は一瞬にして、この人、私と別れるためにここに
来たんだな。 って思った。
Do you want to go somewhere else?
Well, it's okay.
I just wanted to give you a letter.
I know you don't feel seeing me.
What's letter?
It's just a letter I wrote how I feel.
こうなってしまう前にどうしてもっと素直になれなかったのか。
私は続けた。
I think you have something you want to say.
I am ready to hear whatever it is.
悲しいこと、つらいことは終わらせてしまいたかった。
彼は、
It's not too late to tell you after I read your letter.
どうせ別れるつもりでいるのであれば、はっきり
言ってくれればいいのに。もったいぶらないでほしい、
って思った。
私の手紙には、
どんなに私が可愛くない女性だったか。
どんなに私が負けず嫌いで、そのために喧嘩が耐えなかったか。
どんなに私が彼と別れたくないかが書かれていた。
そんな手紙、別れてしまう相手に渡すのも、
別れてしまう相手の手元に過去の恋愛の印として
残るのも嫌だった。別れてしまうのだったら読まれたくない。
29歳。
それまでの私は、男の人から別れを告げられたことも。
告げられそうでどうしよう、と悩んだこともなかった。
負けず嫌いでプライドが高くて、自分が間違っていることが
分かっていてもそれを認めることが許せない。
今考えると、とってもとっても可愛くない女だったのに
どうして元彼達がいたのか、彼達に別れを告げられて
こなかったのか不思議なくらいだ。
運良く、そんな私が可愛いと言ってくれる人と付き合ってきた。
だから、自分に変わる必要性があることさえも気がつかない
まま29歳になっていた。
彼に手紙を渡すのを躊躇する私が、心の中で、
もういいじゃない。そんなに格好ばかりつけなくても。
って自分に問いかけていた。
なにを失いたくない?
自分のプライド(何の意味も無い)を失いたくない?
それとも
彼を失いたくない?
ふと見ると、若いブラックの男の子がオレンジ色の運動着で
グラウンドを走っているのが目に入った。
その時に目に入ってきた光景は今でも忘れない。
私は彼に手紙を渡した。
彼が手紙を読んでいるその5分間はとっても長く感じた。
終わった後、もう一度一枚目に戻って読み直す彼。
長く長く、まるで一時間のように感じた10分間。
もういいじゃない。そんなに格好つけなくても、って
問いかけて、でも。。。って言い返していたもう一人の自分が、
もういいよね。って言っていた。
彼は
Thank you.
と言うと、その後、
I don't know what to say...とつぶやいた。
私のことをとても愛している、でも、その愛はとても不安定で
波が高い。そんな恋愛をKeepUpしていくのは疲れる、という
彼。 ごもっともだ。
If you haven't decided and take some time to
think about what you want to do with me, please
take as much time as you need to figure it out.
男の人にこんなこと言えたのは初めてだった。
彼はまた、
Thank you, とだけつぶやいた。
私は、
私だけが悪いんじゃない、彼もとてもプライドが高いし、物事を
正当化する。彼だって誤るべきだ、なんても思っていた。
私がほしいものは、
もう二度と合わないことになる人からの、
気休めのごめんなさい
でもなく、そのごめんなさいを通して感じられる
優越感 でもない。
彼との幸せな時間がもう一度ほしい。
もう一度やり直したい。
I will let you be alone. と一言、そして私は地下鉄の
駅に向かった。
帰り道、もうこの地下鉄の駅を使うことも無いのかな、って
思ったら涙が出てきた。
すごく彼が好きだった自分に気がついた。
人生を生きていく上で、どんなに頑張っても自分ひとりの
決断で手に入らないものって? 恋愛。
私はアメリカに来て勉強したかった。
絶対無理だと思ったけど、諦めないで頑張って手にすることが
出来た。でも、こればっかりは今は待つしかない。
彼を失いたくない。
もっともっとどうにか出来たのに。
後悔が後から後から浮かんでは消えた。
by katespaper
| 2005-06-27 22:32
| 思い出





